積雪時の餌探し(オオハクチョウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

1月中旬、市内で探鳥しました。

目的地は白鳥の池を選びます。

珍しいカモが来ているかもしれません。

たまに訪問する事にしていました。

 

 

 

まずはセグロセキレイを見つけます。

枯れた蓮の茎に止まりまっていました。

3羽が連れ立って移動しています。

 

 

 

 

肝心の水鳥達も観察しました。

いつもより多くの白鳥が居ます。

大部分はオオハクチョウでした。

 

普段なら近隣の田圃へ採餌に行く時間ですが…

周辺は降り続いた雪で覆われていました。

田圃では餌を探すのが難しいのでしょう。

数羽が給餌される籾米を食べていました。

 

 

 

 

激しく水浴びをする個体がいます。

よく見ると、翼を嘴で整えていました。

小鳥でも似たような行動をしますが…

嘴が大きいため、迫力があります。

まるで自傷行為に見えてしまいました。

 

 

 

 

カモ類やその他を探してみます。

マガモ、コガモ、カルガモ、ホシハジロ、

キンクロハジロ、オナガガモ、オオバン…

いつもの面々が滞在していました。

 

 

1羽だけ、目に留まるカモを見つけます。

キンクロハジロ♂と並走していますが…

スズガモ♀に違いありません。

確か、昨年も♀だけ見つけた気がします。

今年も♂の姿はありませんでした。

 

 

 

 

因みに、こちらがキンクロハジロ♀です。

 

 

 

 

先日のカモも見つけました。

マガモの雄化個体を疑う個体です。

改めて見ると翼鏡はマガモでした。

交雑種の可能性は低そうです。

 

 

 

 

毎年、多くのカモ類が飛来する池でした。

見かける事の少ない種もいますが…

探す楽しみが詰まっています。