面白いカモ(キンクロハジロ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

今年最後のブログ更新になりますが…

12月20日の市内探鳥の続きです。

投稿は6回目になりました。

白鳥の池でカモ類を観察します。

 

 

 

キンクロハジロ♂を見つけました。

この池では割と多く滞在しています。

短い冠羽がリーゼントのようでした。

眼付きは悪そうです。

 

 

 

 

眼付きの悪い仲間が続きます。

虹彩の赤い、ホシハジロ♂でした。

ともに綺麗な羽を披露してくれます。

 

 

 

 

同じく光彩が赤いオオバンもいます。

こちらは、印象が柔らかく感じました。

三白眼の有無が影響していたようです。

 

 

 

 

数羽のキンクロハジロが飛んで来ました。

着水のシーンを撮影します。

細かな水飛沫が綺麗でした。

 

 

 

 

飛翔後は羽繕いを高確率で行ないます。

水浴びや顔掻きのシーンも撮れました。

 

嘴を開けると、表情が豊かになります。

「あ~、気持ちイイ~」

そんな言葉が聴こえてきそうです。

 

 

 

 

野鳥の仕草に癒されました。

この池は近くに民家が点在します。

カモ類を襲う猛禽も見かけません。

彼等にとっては安全地帯なのでしょう。

 

 

 

🦆  🦆  🦆  🦆  🦆

 

 

 

~おまけ~

 

 

 

マガモも多く滞在していました。

♂の殆どが繁殖羽に換羽を終えています。

緑色の頭部が綺麗に輝いていました。

そんな中、不完全な緑の個体を見つけます。

 

 

 

最初、換羽中の♂と思いました。

しかし、嘴の模様に違和感を感じます。

♂ならば嘴は黄色のはずでした。

 

結果、2つの可能性を考えます。

➀マガモ♀の雄化個体

②マガモとカルガモの交雑種♂

 

翼鏡を確認しておけば良かったです。

もっとしつこく観察すべきでした。

 

しかし、カモ類って面白いですね。