島前での探鳥(トビ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月下旬、隠岐島に行きました。

島後に1泊後、翌朝から島前へ向かいます。

目的地は西ノ島の由良比女神社でした。

水若酢神社と同じく、隠岐一之宮です。

 

 

 

航路ではウミネコを見つけました。

オオミズナギドリは居ないようです。

中ノ島に寄港時、ミサゴを発見しました。

前日に見つけた巣の持ち主でしょうか?

 

 

 

 

お昼前に西ノ島に到着します。

ここでもレンタカーで移動しました。

早々に由良比女神社を参拝します。

すぐ傍に浜辺のある神社でした。

 

目の前は「いか寄せの浜」という名所です。

過去に何度も大量のイカが打ち上げられたとか。

浅瀬には当時を模した看板が立っています。

…何とも言い難い光景でした。

 

 

 

由良比女神社の社務所は無人です。

御朱印は港にある観光センターで頂けました。

事前に調べておいたので、迷いません。

書置きのみと掲示されていましたが…

折角の機会なので、直接頂きたいです。

受付で尋ねてみると、直書きも可能との事。

ただ、その場ですぐに頂く事が難しい様子。

御朱印帳を預けて、島内を観光します。

 

 

 

観光スポット、隠岐国賀海岸に向かいます。

島後と同様にジョウビタキが沢山居ました。

マユミの木の傍で見つけます。

 

 

 

 

もう1種、やって来ました。

メジロです。

すぐ傍で、マユミの実を食べ始めました。

 

 

 

 

複数で、競うように実を啄みます。

春の桜の時期を彷彿とさせました。

絵柄的には、梅の花でしょうか?

瞬く間に実が無くなっていきます。

 

 

 

 

隠岐島では、トビもよく見ました。

海辺の、特に漁港の傍に集っています。

ウミネコ、セグロカモメ、ユリカモメ…

カモメ類も観察する事ができました。

 

 

 

トビ数羽がじゃれ合う様に飛んでいます。 

かなり低空にまで降りてきました。

車で走行中にぶつかりそうにもなります。

 

 

 

 

駐車場でも眼前に急降下してきました。

身を翻して飛び去りましたが…

不思議に思い、地面を確認します。

1匹のカマキリが佇んでいました。

トビはこれを狙ったのかもしれません。

 

 

 

カマキリをどうするか悩みました。

他の車に轢かれるかもしれません。

しかし、トビが戻ってくるかもしれません。

結果、そのままにして自然に任せます。

 

後に、京大の研究チームの発表を知りました。

ハリガネムシに寄生されたカマキリの話です。

寄生カマキリは水面の光に誘われるのだとか。

アスファルトの光が似るため、誤認して…

興味深い内容です。

 

 

 

別の場所でも、トビを見つけました。

何かを嘴に咥えています。

この島は食材(餌)が豊富なのでしょう。

 

 

 

 

🐟️  🐟️  🐟️  🐟️  🐟️

 

 

 

〜おまけ〜

 

 

 

旅行の醍醐味の1つは食事です。

ご当地グルメは欠かせません。

島旅では、やはり海の幸でした。

 

 

 
島後で食べた夕食の刺身。
イカの陶板焼きも美味しかったです。
 

 

 

 

 

西ノ島の定食屋さんにて。

右上は「よこわ」の刺身です。
「よこわ」とはクロマグロの幼魚の事です。
あっさりとした甘味がありました。
 

 

 

 

食事は殆どが行き当たりばったりでした。

あらかじめ予約しても良いのですが…

一人旅なので「気まま」が楽しいです。