ホバリング&ビーチコーミング(ミサゴ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

9月30日の事です。

市内の海岸を散策しました。

 

 

 

この日もシギチを探します。

しかし、海辺にはハヤブサが居ました。

ハヤブサはシギ類を襲う事があります。

案の定、シギチの姿は殆どありません。

離れた場所にトウネンが1羽だけでした。

 

 

 

 

カワウの群れも飛来します。

ハヤブサとは距離をとっていました。

やはり、警戒しているのだと思います。

 

 

 

 

沖に、猛禽の姿がありました。

再びハヤブサかと思いましたが…

シルエットが異なります。

ミサゴでした。

 

 

 

 

海上でホバリングしていました。

獲物となる魚を探しているのでしょう。

割と近くまで来てくれました。

狩りのシーンに備えてカメラを構えます。

 

 

 

 

一瞬、飛び込んだかに思いました。

…が、海面すれすれを滑空します。

飛び込みのシーンは撮れませんでした。

 

 

 

その後も挑戦しますが、上手くいきません。

諦めて内陸部に飛び去ってしまいます。

狙いを川魚に変えたのかもしれません。

ただ、海に背を向けた姿が寂しそうでした。




【観察できたシギチ】(順不同)


メダイチドリ 2

トウネン 1


 

 

🐚  🐚  🐚  🐚  🐚

 

 

 

~おまけ~

 

 

 

散策中、様々な漂着物を見つけます。

流木、漁具、羽根、生物の死骸、ゴミ。。。

看板、歯ブラシ、注射器(?)等を見つける事も。

 

 

見つけて嬉しい存在もあります。

それは綺麗な貝殻でした。

ピンク色をした貝の片側を見つけます。

薄くて透明なので、ガラス細工のようです。

ナミマガシワ(波間柏)でした。

 

 

 

 
昔、家族で海岸散策で漂着物を拾いました。
海のガラクタ集め、ビーチコーミングです。
ナミマガシワも集めていた事を思い出しました。
確か、ジャムの空き瓶に保存していたはず…
 
帰宅度、本棚の片隅に見つけます。
久し振りに、瓶の蓋を開けて広げました。
ピンク色を中心に、黄色や白色のものもあります。
 

 

 

シャラ、シャラ、シャラ…

耳に心地良い、軽やかな音がしました。

さながら、貝殻で出来た風鈴の音色です。

 

見ようによっては、ただのゴミですが…

貝殻とともに、当時の思い出が広がります。


今回拾った1枚も加えて、また瓶に戻しました。