翅の裏側(ウラギンシジミ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

9月下旬の事です。

近隣で淡水域のシギチを探しました。

普段はあまり訪れない場所です。

 

 

 

結論から言うと、シギチはいませんでした。

湿原には背の高い葦が生えています。

思ったよりも面積も狭いため、諦めました。

 

 

近くの調整池も巡りましたが…

カイツブリの幼鳥を見つけたのみです。

1羽だけが、逞しく過ごしていました。


 

 

 

かわりに、蝶々を観察します。

小さな花畑があり、数種が舞っていました。

目にとまったのはツマグロヒョウモン♂です。

 

 

 

 

左後翅が欠損していました。

飛翔に問題はないようです。

元気に花々で吸蜜していました。

 

 

 

 

翅の裏側が白い、小さな蝶も見つけます。

ウラギンシジミでした。

何故かコンクリートに好んで止まります。

 

 

 

 

翅を開いた瞬間も撮りました。

一転して、赤〜橙色が鮮やかです。

翅の表側の色から、♂と分かりました。

 

 

 

 

先日に観たクジャクチョウもそうですが…

飛んでいる姿と止まる姿に翻弄されます。

これも保護色の1つなのでしょう。

 

 

蝶々の世界も興味深いです。

シギチを探しに来た事を忘れるくらいに。