猫と遊んだ、その後で(タカブシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

9月中旬、愛知県南西部を観光します。

とある神社に立ち寄りました。

 

 

 

境内で1匹のネコを見つけます。

猫好きの妻が喜んで近付き…、逃げました。

どうも『好き』のオーラが強過ぎるようです。

いつも警戒されて、逃げられていました。

 

 

参拝を終えて、帰ろうとした時です。

境内の隅に、先程のネコを見つけました。

執拗に黒い芋虫を弄っています。

食べる気はないようでした。

 

 

熱中し、私の接近には注意を払いません。

気の毒に思い、芋虫を救出します。

ネコは嫌がる事なく、見逃してくれました。

右耳をカットされた、地域猫の♂です。

 

 

 

 

気持ち良さそうにあくびをしました。

野鳥とは違い、牙が並んでいます。

ザラザラとした舌も確認できました。

 

 

 

 

しばらく見つめましたが、逃げません。

手を差し伸べると、頭を下げました。

頭を掻くと、気持ち良さそうに目を閉じます。

猫を可愛がる気持ちが、よく分かりました。

 

 

 

 

救出した芋虫は猫の手が届かない場所へ。

無事なようで、元気に動いていました。

 

 

 

後にセスジスズメの幼虫と知ります。

黒地に黄色い線と赤丸が綺麗でした。

目玉模様は天敵から身を守るためでしょう。

…ネコには通用しなかったようですが。

 

 

 

🐈  🐈  🐈  🐈  🐈

 

 

 

蓮田の傍を車でドライブ中の事です。

既に花の時期は終わっていました。

緑色の葉が繁る中、所々に沼地が見えます。

そんな中にシギチを見つけました。

 

 

 

まず見つけたのはケリです。

数羽が蓮田の中に佇んでいました。

 

 

 

 

次に目に入ったのは、別のシギです。

イソシギに似た雰囲気でした。

しかし、肩の白い部分はありません。

タカブシギでした。

 

 

 

 

主に淡水域にいるシギです。

いつもは海水域ばかりに鳥見に行くので…

私にとってはライファーでした。

 

 

 

泥の中から餌を探しているようです。

昆虫等の水棲生物を食べているのでしょうか?

 

 

地元にも蓮の池はありますが、深いです。

適度に浅くないと、滞在できないのでしょう。

県内にも蓮田はあったはず…。

一度、探鳥しに行くのも良いかもしれません。

 

短い時間でしたが、貴重な出逢いでした。