1羽を見つける(ユリカモメ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

9月中旬、休日を家族と過ごしました。

妻の希望で三重県北部を観光します。

木曽三川(木曽・揖斐・長良)の下流域でした。

輪中や戦国時代の史跡を巡ります。

そんな中、私の希望で干潟にも寄りました。

もちろん、探鳥が目的です。

 

 

冬季に訪れた事がある場所でした。

その時はミヤコドリを観察しましたが…

今回、他のシギチに期待していました。

 

 

 

広い干潟です。

潮干狩りや海水浴を楽しむ人がいました。

腰まで海に浸かりながら釣りをする人も。

遠くには大きなコンテナ船が見えました。

 

 

 

 

浜辺でシギチを探します。

広すぎて、全てを散策できません。

双眼鏡で可視範囲を見渡しました。

離れた場所に3羽のチドリを見つけます。

メダイチドリでした。

 

 

 

 

浜辺は波状の縞模様を成しています。

所々、アケミ貝の貝殻が落ちていました。

冬にはミヤコドリの貴重な食料となります。

そんな浅瀬でミユビシギも見つけました。

1羽で寂しそうに歩いています。

 

 

 

 

河口付近にはウミネコが群れていました。

褐色の若鳥も混じります。

200羽は超えていました。

昼下がりなので、陽炎の影響が凄いです。

遠くからだと鮮明には写りません。

 

 

 

 

近くに飛来した一群を撮りました。

珍しい種がいないか探しましたが…

そうそう簡単には見つかりません。

 

 

 

 

…と、白っぽいカモメが飛んで来ました。

少しだけ他と様子が異なると感じます。

カメラを向けて、理由が分かりました。

ユリカモメです。

 

 

 

 

1羽だけの登場でした。

嘴や足が赤色はまだ淡いです。

まだ若鳥なのかもしれません。

 

 

ウミネコの群れの中に見つけました。

場所によっては、良く見る種ですが…

何となく特別感があります。