スッカリと、ウッカリと(コサメビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月下旬、市内の公園を歩きました。

キビタキやサンコウチョウを見つけます。

他にも見つけた野鳥がいました。 

 

 

 

園内の樹液ポイントを巡ります。

さすがに甲虫はいませんでした。

目線の高さにアブラゼミを見つけます。

彼らの時期も、もうしばらくでしょう。

 

 

 

 

突然、緑色の物体が横切ります。

キリギリスの仲間でした。

 

 


いつも、名前を忘れてしまいます。

ヤマクダマキモドキでした。

クダマキとはクツワムシの事なのだとか。

前肢の付け根が赤茶色なのが特徴です。

 

 

 

木々の中にも緑色の物体を見つけます。

今度はメジロでした。

ヤマガラやシジュウカラと群れています。

 

 

 

 

まだ幼いシジュウカラも見つけました。

頭頂部に褐色味が残っています。

ヤマガラの幼鳥と見間違え易いです。

 

 

 

 

林の辺縁を飛ぶ野鳥も見つけました。

葉の陰に隠れますが、その姿を撮ります。

コサメビタキでした。

 

 

追加画像➀

 

渡りの時期に観察できる野鳥です。

南に向かう途中に立ち寄ったのでしょう。

少なくとも2羽を確認しました。

 

 

 

もう1羽は幼鳥です。

顔面は斑模様でした。

嘴の基部が黄色く、成鳥のそれです。

成鳥に負けない程に飛び回っていました。

 

 

追加画像②

 

 

 

同じ日、キビタキ幼鳥も見つけます。

似ているため、見間違えているかも…

 

追加画像③(キビタキ幼鳥)

 

 

渡りの時期らしい顔ぶれです。

翌日も期待して訪問しましたが…

主な野鳥はスッカリと抜けていました。

 

この時期は鳥類相の変化に富みます。

たった一日で、出逢える野鳥が異なりました。

ウッカリしていると見逃してしまいそうです。

また、ウッカリと見間違えそうです。