8月18日の事です。
夕方、海に探鳥に行きました。
日中は厳しい陽射しも、夕時は柔らかです。
いつもの浜辺では何も見つけられません。
散歩がてら、しばらく水際を歩きました。
遠くの防波堤にクロサギを見つけます。
陸続きになっている場所でした。
急いで砂浜を移動しましたが…
先に釣り人が近寄り、逃げてしまいました。
諦めて、元来た道を引き返します。
先程は何も居なかった浜辺に動く物が…
ムナグロでした。
以前に見つけた個体かもしれません。
その時も1羽でした。
周囲には数羽のトウネンも見つけます。
まるでトウネンを引率しているかのようでした。
潮溜まりに入り、水浴びを始めます。
周囲に水滴が飛び散りました。
SSを上げますが、順光なので暗くなりません。
水浴びの後は、羽を乾かしていました。
暑い日の水浴びは気持ち良さそうです。
座って撮影していました。
長時間だと足が痺れますが…
野鳥観察の際は気になりません。
レンズを構え、ずっと覗いていました。
突然、ムナグロが短く鳴き始めます。
何事だろうと見守りました。
散歩者が近付いた事が原因のようです。
その方は、私の目の前を横切りました。
ムナグロは飛び去ってしまいます。
恨めしいですが、仕方ありません。
浜辺は皆のものです。
気持ちを切り替えました。
撮影対象もトウネンに切り替えます。
…何故かトウネンは残っていました。
以前よりもスリムに見えます。
仲良く首を並べて採餌していました。
遠くにソリハシシギも見つけます。
ただ、逆光のために撮影は困難でした。
コチドリやイソシギの姿もあります。
この日の海は賑やかでした。
【観察できたシギチ】(順不同)
ムナグロ 1
トウネン 5
イソシギ 1
ソリハシシギ 1
コチドリ 2