共有する時間(トウネン) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月14日の事です。

仕事が定時に終わりました。

日没までには少し時間があります。

短時間ですが、海に探鳥に行きました。

 

 

 

お盆休みの期間です。

日中は人出も多かったに違いありません。

あまり野鳥は期待できませんでしたが…

トウネンを1羽だけ見つけました。

 

 

 

 

順光になるように回り込みます。

夏羽よりも冬羽よりの個体でした。

 

 

 

 

1羽だけだと、的を絞って観察できます。

もちろん、撮影も同様でした。

緊張感の様な、連帯感の様な…

何とも言えない、共有する時間があります。

 

 

 

 

1羽のウミネコが舞い降りました。

観察対象を変更します。

離れた場所に20羽以上が群れていました。

何故か1~2羽だけ此方にやって来ます。

 

 

 

 

日没前ですが、太陽が雲に隠れました。

水平線に沈む太陽を眺めたいのですが…

実は、なかなか見られません。

 

 

帰り際、浜辺に咲く白い花を見つけます。

先日、山道で見つけたウバユリに似ていました。

今度こそテッポウユリだと思いましたが…

白い花弁に、薄い紫の筋が確認できました。

台湾原産のタカサゴユリのようです。

 

 

 

 

テッポウユリとの交雑種もあるそうです。

野鳥同様に、識別が難しいですね。

 

そういえば、カモには交雑種が存在します。

図鑑によればカモメにも交雑種があるそうです。

シギには交雑種を聞きませんが…

もしかすると、居るのかもしれません。

 

 

 

【観察できたシギチ】

 

トウネン 1