蓮池の水上で(トンボ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月上旬、市内の蓮池を散策しました。

 

蓮の花は綺麗に咲き誇っています。

池には越夏する白鳥や鴨たちがいました。

他に目を引いたのは…、蜻蛉たちです。

 

 

 

最多数はシオカラトンボ(?)でした。

シオカラトンボは青いトンボの代表格です。

?の理由は、私が識別できないからでした。

シオカラトンボ、シオヤトンボ、コフキトンボ…

青色のトンボにはよく似た種がいます。

昆虫の世界は、野鳥よりも奥が深いですね。

 

池の上を飛び交います。

様々な場所にも止まっていました。 

 

 

 

 

黒と白のトンボも見つけます。

コシアキトンボでした。

腰の部分の黒色が空いている。

それが名前の由来です。

 

 

 

 

美しいチョウトンボも居ました。

メタリックな翅が綺麗ですが…

イメージ通りに写し撮るのは困難でした。

 

 

 

 

真っ赤なトンボも見つけます。

ショウジョウトンボでした。

赤いトンボは、パッと見は分かりません。

私は以前、ナツアカネと誤認していました。

因みに、猩猩とは空想上の赤い動物です。

 

 

 

 

他にはギンヤンマを見つけました。

ヤンマ類は常に飛行しています。

止まる姿を見るのは稀な存在でした。

試行錯誤の上、飛ぶ姿の撮影は断念します。

 

 

 

観察中、止まり木を巡る攻防を目にしました。

大概は後から来たトンボが奪います。

これは野鳥でも同様でした。

怪我をする事を恐れての事なのでしょう。

 

 

そんな中、頑なに譲らない個体がいました。

シオカラトンボ(?)です。

チョウトンボが何度もトライしますが…

シオカラトンボ(?)は無視して動きません。

 

 

 

 

10回以上、繰り返していました。

最終的にチョウトンボが諦めて去ります。

シオカラトンボ(?)の勝ちでした。

…が、その数秒後に飛び去ってしまいます。

 

トンボの考えは分かりません。