居場所を探して(ソリハシシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

7月中旬、早朝の海岸を歩きます。

雨が降り出す直前の時間帯でした。

朝日が期待できず、薄暗かったです。

 

先客として、釣り人が1人と…

シュノーケリングを楽しむ方がいました。

 

 

 

野鳥はあまり期待していませんでしたが…

岩場に1羽のシギを見つけました。

遠目ですが、反り返った嘴を確認します。

ソリハシシギでした。

 

 

 

 

渡りの時期に浜辺で見かける存在です。

この岩場でも足早に移動していました。

餌を探していますが…

長い嘴が、かえって不便そうです。

 

 

 

 

他にシギチが居ないか探しました。

沖合の岩場にミヤコドリを見つけます。

時折見かける、長居している個体でした。

 

 

 

 

来週、市内海岸で花火大会があります。

準備のため、浜辺には重機が入りました。

整地のために、浜辺や草地を蹂躙します。

居場所を追われたのかもしれません。

 

 

 

 

何度か飛び立ちます。

周辺をグルッと回りますが…

再び同じ場所に戻って来ました。

 

 

 

 

干潮でしたが、岩場には人がいます。

安心して過ごせる場所が少ないのでしょう。

最後に見たのはテトラポットの上でした。

 

 

 

 

今年はシギチの到来が早いです。

1羽だけだと、何とも寂しそうでした。

じきに仲間が来る事を楽しみにしています。

 

 

 

【観察できたシギチ】(順不同)

 

ソリハシシギ 1

ミヤコドリ 1