初夏の海岸(アオバト) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

7月上旬の事です。

用事があり、関東に行きました。

一泊して、翌日に帰ります。

勿論、探鳥用にカメラを持参しました。

関東で、夏の探鳥地を探します。

行き先は照ヶ崎海岸にしました。

 

 

 

現地には朝7時頃に到着します。

昨年に続き、2度目の訪問です。

朝でしたが、既に強い陽射しでした。

日焼け止めが汗で流れ落ちそうです。

 

初夏の海岸で、十数人が撮影中でした。 

離れた場所では釣り人達が遠投しています。

時期的にはキスが釣れるのでしょうか。

 

 

 

到着早々に、アオバトを確認しました。

数羽〜30羽が入れ替わり、飛来します。

鳥放題ならぬ、撮り放題でした。


 

 

 

たまに目の前や真上を通過します。

設定を調整しながら撮りました。

やはり、近いと綺麗に写ります。

フレームアウトに気を付けました。

 

 

 

 

最初は満ち潮に近い状態です。

徐々に引き潮に向かっていました。

 


ハトの飲水動作は、他の鳥と異なります。

 

水際に降りてゴグゴグと飲んでいました。

高波の度に、慌てて飛び立ちます。

 

 

 

 

海上でも飛び交っていました。

より早い時間ならば、色が綺麗だったかも…

単色緑は♀、赤味が混じるのが♂です。

全体的に♀の数が多いようでした。

 

 

 

 

岩場の上部にもとまります。

窪みに海水が溜まっていました。

岩場にはフジツボ、カメノテ等が。

小さなカニも見つけましたが…

傍にいるアオバトは気に留めません。

カニもゆっくりと食事していました。

仲が良さそうに見えます。

 

 

 

 

浜辺には、行儀よくCMが並びました。

水辺から少し離れています。

最寄りの岩から距離をとったようでした。

 

アオバト達が降り立ちやすいように…

そんな意図を感じます。

近くに数羽が来てくれましたが…

岩場の影に入ってしまいました。

天辺にとまる1羽を撮影します。

 

 

 

 

数分毎にアオバトの群れが来ました。

これ程の数は、照ヶ崎海岸ならではです。

たまにドバトが浜辺を歩いていました。

彼らは海水を飲まないようです。

 

 

気が付くと2時間程を滞在していました。

陽射しの中、体力の消耗が激しいです。

目的を終え、撤収する事にしました。

 

 

大磯駅から帰りの電車に乗りますが…

時計を見ると、まだ午前10時頃です。

空調の効いた電車内で体調も回復しました。

このまま帰るのは勿体無いです。

その日に行けそうな探鳥地を探しました。

 

次回に続きます。