秋の渡りの始まり?(オバシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月27日、朝の海岸を散策しました。

陽射しが強くなり、肌で暑さを感じます。

海風は心地良いのですが。。。




ウミネコが海上を旋回していました。

近くを通り過ぎたので、パシャリ。

沖の方では、20羽程が群れていました。

 

 



浜辺から鋭い鳴き声がします。

シロチドリが伏せていたようでした。

上体の色が砂浜と同化します。

動きがないと、なかなか気付けません。





ふと、遠くに大きい鳥影を見つけます。

シルエットは、中型のシギ類でした。

慎重に近付いて確認します。

意外にも、オバシギでした。

2羽で過ごしています。

 

 



春や秋の渡りの時期に見かける存在でした。

この時期に見るのは初めてです。

1羽は、頸〜胸部の斑が淡い個体でした。

幼鳥なのかもしれません。


 



もう1羽の短距離飛翔が撮れました。

こちらは、全体的に濃い個体です。


 



左側の色の濃い個体は成鳥っぽいです。

胸部の斑の密度も異なっていました。

見比べるのに丁度良かったです。

 




幼鳥が居るため、秋の渡りなのでしょう。

例年に比べて早い到着でした。

他所でも渡りの先遣隊(?)の話を聞きます

厳しい暑さですが、海岸散策が欠かせません。