6月下旬、北海道に行きました。
所用(仕事)を無事に終えます。
思ったよりも早く済む事が出来ました。
まだ日が落ちる前に、目的地に向かいます。
途中、少しだけ探鳥時間をとりました。
砂川市にある滝川公園に立ち寄ります。
探鳥地ガイドに載っている場所でした。
キツツキ類を観察出来るようです。
密かにクマゲラに期待しました。
夕方に到着します。
大正時代に造成された公園でした。
下草が茂り、人気(ひとけ)もありません。
第一印象は、寂(さび)れた公園です。
熊が出ないか心配になりましたが…
熊鈴を携帯して、開けた場所を歩きました。
最初、野鳥の気配もありませんでした。
しかし、徐々に声や姿を確認します。
最初に見たのはシジュウカラでした。
2羽が仲睦まじく、追いかけ合います。
水辺にはカワセミの姿もありました。
池に飛び込み、小魚を捕らえます。
カメラに捉える事は出来ませんでした。
北の地でも、お馴染みの姿です。
林の中からキツツキの声がしました。
赤い部分の無いキツツキが現れます。
エゾオオアカゲラでしょうか?
頭部に赤色部がないので♀だと思います。
腹部にも赤味がありませんでした。
幼鳥っぽい気がしますが…
幼鳥だと頭部に赤色部があるはず。。。
たまに、こんな個体を見かけます。
入れ替わりにエゾアカゲラが現れました。
こちらは餌を咥えた、成鳥♂です。
追ってきた幼鳥に巣外給餌をしていました。
「フィ、フィ、フィ」
低木の中から、不思議な鳴き声がします。
姿を確認すると、赤い小鳥でした。
ベニマシコ♂です。
北海道や青森県では夏鳥です。
もちろん、地元では冬鳥でした。
改めて見ると、冬よりも紅いです。
(2024年1月、長野県にて撮影)
残念ながら、クマゲラには会えません。
翌日はギンザンマシコを探す予定でした。
この調子でマシコ類に恵まれたいです。
【観察できた野鳥】(順不同)
ハシボソガラス、カワセミ、トビ、
シジュウカラ、アオサギ、アオジ、
マガモ、ベニマシコ、エゾアカゲラ、
エゾオオアカゲラ、ホオアカ、アマツバメ、
コムクドリ
(声のみ)
ウグイス、キジバト、カッコウ、アオバト、
キビタキ、ツツドリ
計13種(+6種)