里山の空を(サシバ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月1日の事です。

この頃雨続きでしたが、晴れました。 

この機会をどう利用するか考えます。。。

赤い鳥を探しに行く事にしました。




車で1時間強の場所になります。

前日に決めたので、早起きして向かいました。

朝食は自作の握り飯です。

余分に作り、昼食分として備えました。




まだ薄暗い中、山道を運転します。

他に車が居ないため、快適なドライブでした。

前方に注意しながら電柱や電線を視界に入れます。

ツバメ、ムクドリ、キジバトを見つけました。

ハクセキレイ、ホオジロらしき姿もあります。

サシバも見つけました。

駐車スペースを見つけたため、撮影します。

車窓からなので、イマイチな位置でした。

 

 



そんな道中を終え、松之山に着きます。

時刻は5時半頃でした。

美人林の中や周辺を徒歩で探します。




目的の鳥以外の赤い鳥を見つけました。

オオアカゲラです。

しきりに鳴いていました。

巣立った幼鳥なのかもしれません。

頭部の赤い部分が広いように見えました。





少し靄のかかるブナ林の中を歩きます。

足元からキビタキ♂が飛び出しました。

採餌していたのでしょうか?

突然の遭遇でしたが、近くで観察出来ました。

 




「キョロロロロロ〜」


特徴的な声に誘われて、ブナ林の外へ。

しかし、声は遠くに去ってしまいました。

近くの木がガサガサと動きます。

期待してカメラを向けますが、カケスでした。

これはこれで嬉しいのですが…

 

 



数人のCMが集まる場所がありました。

挨拶をして、加わります。

目的は同じ鳥のようですが、サッパリだとか。

ただ、眼前の木に動くものを見つけました。

アオゲラが穴を掘っています。



周囲を気にしつつ、掘り続けていました。

巣穴を掘っているように見えます。

他のCMは気にする様子はありませんでした。

赤い鳥以外は撮影対象にならないのでしょうか?

其々を邪魔せぬよう、別の場所に移動しました。




「ピックィ〜」


明るくなる空に、サシバの声が響きます。

旋回しながら、近くを飛びました。

里山らしい夏鳥だと感じます。

 


ブッポウソウが飛翔している事もあります。

カラスやサギ類の時もありました。

ここでは、時々上空を見上げる癖がつきます。




それほど暑さを感じない時期でした。

早朝は肌寒さを感じるくらいです。

7時頃の時間帯でした。

まだ1日は始まったばかりです。

この後も、赤い鳥を探しました。