夏の松之山(ノスリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

5月12日、松之山に行きました。

今回も、目的は赤い鳥です。

 

 

 

松之山には水田が幾つも有りました。

そのうちの1つにオシドリ夫婦を見つけます。

田植え前の田圃で泳いでいました。

別の水田ではカルガモの姿も見つけます。

カモ類は様々な水場を利用していました。

 

 

 

 

電線に猛禽を見つけます。

ズングリとした体型のノスリでした。

松之山では、夏でも見かける事があります。

暖かい時期だと、何か違和感を感じました。

夏の猛禽はサシバ、冬の猛禽はノスリ。。。

私の頭には、そんな先入観のある存在です。

 

 

 

 

目的地の駐車場に着きました。

数人のCMが近くの樹を眺めています。

何が居るのか尋ねようとした時でした。

 

「キョロロロロ〜」

 

特徴的な鳴き声が聴こえます。

目的の鳥が直ぐ近くに居ました。

 

 

ただ、杉の木に隠れて一向に出て来ません。

20分以上は経ちましたが、声のみです。

他のCMも苦笑いするしかありません。

結局、飛び去ってしまったそうです。

別の方向から探していた方に教えて頂きました。

 

 

 

姿を探して、美人林の中に入ります。

結果として、鳥の少ない日でした。

キビタキやアカゲラの声だけはします。

唯一、眼の前に現れた野鳥がいました。

 

 

 

後ろ姿なので、何かは分かりません。

恐らくはカッコウ科の仲間でしょう。

下尾筒の横斑が目立ちません。

一応、ホトトギスを疑いますが…

そのまま飛び去ってしまいました。

 

 

 

美人林を出て、周辺を徒歩で散策します。

上空にはアマツバメが飛んでいました。

遠すぎて撮る気にもなれませんが。。。

 

 

 

ブッポウソウの下調べに向かいます

いつもの場所にはCMが1人だけでした。

その先の電柱に1羽だけとまっています。

今季の初確認でした。

 

 

 

 

数枚撮りますが、じきに飛び去ります。

残っている者同士、CMとお話しました。

先程の場所で、赤い鳥も探したようです。

私と同じく、空振りとの事でした。

 

 

 

午後からの雲行きが悪そうです。

私は早々に諦めて帰路につきました。

途中、樹の天辺にサシバを見つけます。

遠いのですが、一応、パシャリ。

 

 

 

 

今度は賑やかな鳴き声が聴こえました。

タニウツギを背景にノジコを見つけます。

ピンク色の花の上ならば言う事なしでした。

それでも、一応、パシャリ。

 

 

 

 

あと何回、訪問できるか分かりません。

赤い鳥を求めて、徘徊しています。