就業後、日没前(ダイシャクシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

5月上旬の事です。

平日の夕方、海岸を散策しました。

明るいため、就業後でも鳥見が可能です。




夕陽の中、ミヤコドリを見つけました。

逆光ですが、ニンジン色の嘴がわかります。

手前にはカルガモが泳いでいました。

 




進行方向の浅瀬に、見慣れぬ姿を発見します。

長い嘴を確認し、心臓の鼓動が早くなりました。

大型のシギは、当地では稀な存在です。

ダイシャクシギでした。

 

 



50m程の距離はありましたが…

こちらに気付いたのか、飛んでしまいます。

幸いにも、比較的近くに着陸しました。

漂着物が堆積する場所で採餌しています。

そっと見守りました。

 




反対側から散歩者が歩いて来ました。

ダイシャクシギに構わず、近付きます。

やはり、飛び去ってしまいました。

予想していたので、飛翔の撮影を試みます。

横から夕陽に照らされていました。

 

 



そのまま何処か遠くに移動してしまいます。

日没前の海岸散策を続けました。



岩場に佇むトウネンを見つけます。

足が4本生えていますが…

後ろに同じトウネンが隠れていました。


 



駐車場への帰り際に、ササゴイを見つけます。

より傾いた夕陽を浴び、色付いていました。

もう魚は見えないのでしょうか?

狩りをする様子はありません。





1時間に満たない散策でした。

気分転換には丁度良いです。

仕事の疲れを忘れる事が出来ました。