4月14日の事です。
いつもの自然公園を散策しました。
夏鳥が飛来し始めています。
そんな中、ある野鳥を探していました。
ここでは、晩冬から初春に見かけます。
必ず会えるわけではなく、運任せでした。
一昨年も昨年も、運良く出会います。
今年も、密かに探していましたが…
無事、再会を果たしました。
園内にある小川の畔を歩いていた時の事です。
視界の隅に、小鳥が動くのが見えました。
茶色い後ろ姿ですが、僅かに青味を帯びます。
ルリビタキ(♀タイプ)でした。
本当は瑠璃色の濃い♂を期待していました。
それでも、嬉しい出逢いです。
飛び去らないよう、慎重に観察しました。
様々なポーズを取ってくれます。
苔生す岩に、陽光が射し込みます。
その傍を通行人が通りますが、逃げません。
人馴れしている個体のようでした。
もう少しだけ近付いてみます。
つぶらな瞳、燈色の脇羽、淡青色の尾羽。
♂程ではないですが、美しい鳥でした。
いつもは直ぐに逃げてしまいます。
長く観察出来たのは初めてでした。
苔岩と地面を何度も行き来します。
今季も、無事に出会う事が出来ました。
まだまだ渡りの時期です。
他にも素敵な出会いや発見があるかもしれせん。
いつも期待しながら散策しています。