春らしい光景(ツバメ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

4月中旬の事です。

春のシギチを探しに海へ行きました。

結果はシロチドリとコチドリのみです。

なかなか種類は増えません。

 

 

 

海辺の岩場でカワセミ♂を見つけました。

先日に出会った個体だと思います

釣り人を避けつつ獲物を狙っていました。

 

 

 

 

浜辺を歩いていると、頭上を飛ぶものが。

イワツバメでした。

ツバメよりも小柄で可愛い燕です。

数羽が群れて飛んでいました。

 

 

 

 

今年は例年に少し遅れての観察です。

毎年営巣していた橋が工事中でした。

別の場所に移動したと思っていましたが…

少し上流の橋に変更したようです。

無事、見かける事ができて安心しました。

 

 

 

浜辺の漂流物を咥えていきます。

巣材として利用するのでしょう。

毎春、海辺で目にする光景でした。

 

 

 

イワツバメの1組が、交尾を始めます。

馬乗りになり、慌しく済ませました。

時間にして数秒の出来事です。

 

 

 

 

鳥は生殖器を持たないのだとか。

互いの総排泄口をこすり合わせて交尾します。

交尾後、1~2週間で産卵するそうです。

種によってはもっと後に産卵するそうですが…

それまでに巣作りを終えないといけません。

営巣、抱卵、育雛。

親鳥は大忙しです。

 

 

 

水溜まりにはツバメの姿もありました。

光沢のある黒紺色の頭部が凛々しいです。

巣材として、泥を集めていました。

 

 

 

 

天気の良い日が続いています。

巣作りも順調に違いありません。

春らしい天気と、春らしい光景でした。