里山散策(ツバメ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

7月2日の事です。

松之山で探鳥しました。

 

 

アカショウビンが目当てでしたが…

全く鳴き声がしません。

5月末頃は、早朝から何度も耳にしました。

1ヶ月程で様子が変わったようです。

いつもの美人林を歩きますが、鳥の姿も疎らでした。

工事のために立ち入り禁止の場所もあり…

同地での散策を断念します。

 

 

代わりに周辺の里山を散策しました。

カラス、スズメ、ホオジロ…

お馴染みの面々を見つけます。

他には、ナミアゲハの姿をよく見かけした。

 

 

最初、アザミを吸蜜しているのかと思いました。

調べてみると、ストシケアという花です。

アザミと同じキク科ですが、栽培品種でした。

民家の庭先に植えられていたようです。

 

 

 

こちらはムシトリナデシコ(シレネ)です。

江戸時代に移入されたそうです(by Wikipedia)。

花と蝶は絵になりますが、難しいです。

 

 

 

小川の傍では、アマガエルを見つけました。

小指の先ほどの大きさです。

これから、徐々に大きくなるのでしょうか。

 

 


頭上から、賑やかな声がします。

電線にツバメが止まっていました。

巣立った雛鳥のようです。

しきりに餌を強請っていました。

 

 

 

時折、親鳥がやって来ます。

残念ながら逆光でした。

それでも、給餌がしっかりと確認できます。
飛びながらの餌渡しは、流石でした。

 

 

 

別の場所ての事です。

巣立ち前のツバメの雛鳥達を見つけました。

巣からはみ出しそうな大きさです。

 

 

 

もう少しで巣立つのでしょう。

秋には南に飛び立つはずです。

生まれたその年から長距離移動とは…

小さな体に大きな力を秘めているのだと感じます。