淡い桜色と(ヒヨドリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

4月中旬の事です。

桜が満開の自然公園を散策しました。

 

 

「ヒー、コー、キー」

特徴的な鳴き声がします。

イカルが飛来しているようでした。

声のする方に向かう事にします。

見つける事が出来るといいのですが…

 

 

 

園内を流れる小川の傍を歩きます。

シジュウカラが側溝に隠れていました。

餌を探しながら移動しています。

 

 

 

 

何かを見つけて、両足で抱え込みます。

この動作はヤマガラに似ていました。

しばらく突いていましたが…

結局は何かは分からず仕舞いでした。

 

 

 

 

水場から飛び立った茶色い鳥がいます。

茂みの中に隠れてしまいましたが…

少しだけ姿を出してくれました。

シロハラです。

そのまま茂みの奥に消えてしまいました。

 

 

 

 

広場のソメイヨシノが咲いています。

七分咲きから満開と、見頃でした。

花見目当ての市民。

吸蜜目当ての野鳥。

それぞれが桜を楽しんでいます。

 

 

 

 

1つ気付いた事がありました。

ソメイヨシノは色が淡いという事です。

先日観察した河津桜は濃いピンクでした。

野鳥とは河津桜の方が映える気がします。

 

 

 

最初の鳴き声の主を探しました。

数羽が飛んでいるのを見つけます。

1羽だけ、見やすい位置に止まりました。

久し振りのイカルです。

 

 

 

 

暫くの後、北に向かって飛んでいきます。

南から移動してきたのかもしれません。

ヒヨドリが大群で移動するのも見かけます。

 

海でも陸地でも渡りが始まっていました。