3月中旬、市内の海岸を歩きます。
「コォー、コォー、コォー」
何処からともなく、鳴き声が…
沖合をコハクチョウが渡って行きます。
30羽に満たない数でした。
そろそろ北帰行も終盤でしょうか。
岸辺ではヒバリが囀っていました。
傍で、別の個体が採餌をしています。
コンクリートの隙間から芋虫を捕えました。
目敏く見つけます。
海上ではミサゴが狩りをしていました。
大きく翼を広げ、急降下を始めます。
回転しながら、海面へ…
直前に、鉤爪を突き出します。
大きな水飛沫があがりました。
束の間の静寂の後、ミサゴが顔を出します。
必死に羽ばたき、飛び上がりました。
その鉤爪には…、何も掴んではいません。
残念ながら、空振りです。
空中から水中へ…
獲物を狩るのも楽じゃありません。