西なぎさにて(クロツラヘラサギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月10日の事です。

葛西臨海公園で探鳥しました。

春に渡ってくるシギチを探します。

西なぎさまで歩きました。

 

 

 

ズグロカモメやカンムリカイツブリがいます。

近くにはコサギの姿もありました。

歩き難そうな岩礁に佇んでいます。

 

 

 

 

遠くにいる海鳥を眺めていた時でした。

近くのCMさんが慌しく移動します。

その向かう先に、白い大きな鳥が居ました。

コサギでもダイサギでもありません。

海中を、大きな嘴で左右に探っていました。

クロツラヘラサギです。

 

 

 

 

特徴的は黒くて大きい嘴でした。

目の周囲まで黒くて、少し強面です。

 

 

 

 

ここで出会える事は知っていました。

昨年、そのチャンスを逃しましたが…

期せずして、チャンスに恵まれました。

忘れていましたが、ライファーです。

 

 

 

 

一心不乱に餌を探していました。

跳び上がって空中から迫ります。

驚いた奥のカルガモが逃げていました。

 

 

 

 

時に、巧みに翼を利用します。

身体のバランスをとっていました。

急旋回して、小魚を獲ります。

 

 

 

 

「昨日は3羽が居たんだよ」

「ダイシャクやホウロクも居たね」

近くにいたCMさんに教えて頂きます。

複数が滞在しているみたいでした。

残念ながらシギチは見つかりません。

 

 

クロツラヘラサギのみでしたが…

1羽でも十分に嬉しい存在です。