シンガポール探鳥記⑧(キバラタイヨウチョウ) | その日ばかりの野鳥観察

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山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月上旬、シンガポールを旅行します。

その紹介を始めてから1週間が経ちました。

ようやく、旅の2日目の紹介に移ります。

飽きた方がいらしたら、申し訳ありません。

もう少し、お付き合い頂ければ幸いです。

 今回はキバラタイヨウチョウの紹介です。

 

 

『太陽鳥』

今回の1番の目的でした。

花の蜜を主食とする、カラフルな小鳥です。

常夏ではない日本ではお目にかかれません。

主食となる花の蜜が足りないからでしょう。

 

 

 

2日目はシンガポール植物園に行きました。

私は野鳥、妻は花、娘は爬虫類が目的です。

因みに、園内ではミズオオトカゲに会えました。

 

 

 

 

シンガポール植物園は世界的にも有名です。

世界遺産にも指定されており、観光名所でした。

特に、National Orchid Garden が有名です。

色鮮やかに咲く花がとても綺麗…、なはずでした。

 

 

 

 

実は、National Orchid Gardenは断念しました。

家族は広すぎる公園にギブアップします。

また、30℃に迫る暑さに体力を削られました。

 

私は途中の花壇に釘付けになります。

ヘリコニア・ウォークという場所でした。

『オウムバナ』と呼ばれる特異な形の花です。

私が釘付けになった理由は…

 

 

その花の先に、鳥を見つけたからでした。

念願の『花と鳥』です。

キバラタイヨウチョウ♀でした。

(Olive-backed Sunbird)

 

 

 

 

♀がいるならば、♂もいるはずです。

花壇で待ち構える事にしました。

幸い、他の観光客は素通りします。

花壇は広いですが、視線は遮られません。

野鳥を探すのも容易でした。

 

 

 

それほど待たずに、チャンスが訪れます。

キバラタイヨウチョウ♂の登場でした。

もう説明も言葉もありません。

ひたすら、シャッターを切りました。

 

 

 

夢のような時間でした。

素早さに翻弄されるも、チャンスに恵まれます。

長い舌を使い、花の蜜を吸い取っていました。

因みに、この花は鳥媒花なのだそうです。

お互いに無くてはならない存在でした。

 

 

 

いつの間にか時間が経っています。

他にも被写体がいましたが、次の機会に。。。

家族は、私に呆れて、他所に移動しています。

家族にひたすら謝りつつ、合流しました。

 

 

 

ここだけの話ですが…

合流を急ぐ傍ら、また被写体を見つけます。

偶然にも、野鳥の巣を発見しました。

 

 

 

水辺の木陰に、ぶら下がっています。

まだ、巣作りの途中のようでした。

暫く待つと、巣の主が現れます。

またしてもキバラタイヨウチョウでした。

 

 

 

 

遊歩道からは、死角になる位置です。

初めて見る巣に、感動しました。

邪魔しないように数枚撮って立ち去ります。

 

 

 

1つ疑問に思った事がありました。

営巣の時期は決まっているのかという事です。

日本だと四季に応じて、時期が決まります。

ハトを除けば、春〜夏で間違いありません。

シンガポールは、雨季と乾季の2期です。

通年ではなく、何か法則がありそうですが…

大幅に遅れた合流を急ぎつつ、考えました。

 

 

 

🏠  🏰  🏠  🏰  🏠

 

 

 

~旅行の小話⑧~

 

 

 

街を散策中、面白い建物を見つけます

様々な場所から植物が生えていました。

どちらが正面なのかも分かりません。

 

 

パークロイヤル・コレクション・ピッカリング
(PARKROYAL COLLECTION Pickering)

 
 
ジブリ映画のアレに登場してきそうです。
後に知りますが、この建物はホテルでした。
緑との共存をモチーフにしているのでしょう。
 

 

 

シンガポールには様々な建物があります。

ベイサイドマリーナが有名ですが…

他にも特徴的な建物がたくさんありました。

有名な建築家がデザインしているそうです。

見て回るだけでも面白い街でした。

 

 

家族の要望に応えて、何枚も写真を撮ります。

当時は何を撮っているのかわかりませんが…

旅を思い返す中で、様々な事を発見します。

記録は大切ですね。