見る機会の少ない(チュウヒ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

2月下旬、手賀沼に行きました。

前日の夕方に続き、2回目の散策です。

朝、水辺にある遊歩道を歩きました。 

天気はあまり良くありません。

天気予報を信じて、探鳥を始めました。




葦原に2羽のコブハクチョウを見つけます。

1羽は羽繕いをしていました。

私の見慣れたオオハクチョウではありません。

コブよりも、オレンジの嘴が印象的でした。

 




もう1羽は何やら作業中です。

漂着物を咥えて、運んでいました。

まるでショベルカーです。

食べ物が下に埋まっているかもしれません。

結局、何があるのかは分かりませんでした。

 

 



この日も、葦原にはオオジュリンがいました。

パチパチパチと、茎を啄みます。

他の種を探しますが、オオジュリンのみでした。

 

 



水辺にカモ類が集まっています。

コガモとカルガモが中心でした。

カイツブリやオオバンも交じっています。



突然、水鳥達が一斉に飛び立ちました。

何事かと周囲を見ると、1羽の猛禽を見つけます。

翼をVの字にして飛んでいました。

おそらくはチュウヒです。

 




地元では見る機会の少ない鳥でした。

もしかすると、近くで観たのは初めてかも…

私の頭上を2回ほど旋回してくれます。

カモ類は、その殆どが逃げ去ってしまいました。

 




コブハクチョウが1羽だけ残っています。

チュウヒは白鳥を襲わないのでしょう。

コブハクチョウを一瞥して移動しました。

そのまま、視界から消えてしまいます。





その後、チュウヒには会えませんでした。

翌日は月曜日のため、長居はできません。

その日ばかりの出会いを大事にしています。