冬の公園での採餌(アトリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

1月下旬の事です。

市内の自然公園を散策しました。

 

 

適度に積雪が残り、人出が少ない日です。

鳥の出も少なかったのですが…

辛うじてアトリを見つけました。

 

 

 

晴天だと、雪の照り返しが強くて困ります。

曇り空だったのっで、丁度良い撮影状況でした。

アトリは10羽程で雪上を群れ歩きます。

餌となる小さな種などを探していました。

 

 

 

苔の残る斜面でも採餌します。

夏の乾燥には弱いようですが…

苔は寒さに強いのでしょう。

冬でも青々としています。

雪と一緒に、小さな冬景色でした。

 

 

 

落ち葉を撒き散らしていた鳥がいます。

シジュウカラでした。

アトリ同様に食べ物を探しています。

落ち葉に潜む虫が目当てなのかもしれません。

 

 

 

アトリがモミジの樹に止まりました。

1ヶ月前までは種が残っていましたが…

既に食べ尽くされてしまったようです。

 

 

 

公園内にはシメの姿もありました。

彼等もモミジなどが好物です。

 

サカキの実はまだ残っていました。

メジロやツグミ類が食べに来ます。

 

冬の公園は食糧の争奪戦の最中でした。

それぞれが採餌に勤しんでいます。