雪の積もる海岸公園で(ハヤブサ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

12月下旬の事です。

市内の海岸を散策しました。 



数日前に降った雪がまだ残っています。 

海岸公園の駐車場が未除雪でした。

幸い、車で踏破可能な程度の雪の量です。



雪に覆われた原っぱにムクドリを見つけます。

雪の無い、木の根元を掘っていました。

食料探しに難渋しているようです。

 



浜辺にも、遠目に白い塊を見つけました。

カモメ類の小群です。

確認できたのは3種でした。

 



手前はウミネコ。

左はセグロカモメ。

真ん中と右はオオセグロカモメ。

この3種が揃うと、冬の海だと感じます。



ウミネコにピントを合わせてみました。

他の2種とは足の色や翼の濃淡で判別します。

褐色の若鳥たちはいませんでした。


 


離れた場所の鉄杭に、猛禽の姿があります。

先日はチョウゲンボウを見つけました。

今回は、明らかに大きさが異なります。

ハヤブサでした。

 



久し振りの観察です。

浜辺で獲物を探しているのでしょうか?

カモメ類やカモ類、ヒバリやムクドリ…

よく見かける野鳥は、狩りの対象にもなります。

しばらく眺めていると、翼を広げました。

凛々しくも美しい姿です。

この後、遠くに飛翔してしまいました。

 



市内にはハヤブサが営巣する崖が2つあります。

雪や風のため、観察は困難でした。

先日の震災で影響もあるかもしれません。

観察する場所が崩れる可能性もあります。


野鳥観察では、重要な事がいくつかあります。

野鳥に迷惑をかけない事。

近隣の住民に迷惑をかけない事。

そして…、無事に生きて帰る事。


気にはなりますが、安全第一です。