初めての出会い(ニシオジロビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

12月上旬の事です(3回目)。

愛知県で探鳥しました。

先日、ある鳥の情報を教えて頂きます。

折角なので探してみました。

「会えたらいいな」くらいの気持ちです。

 

 

ニュウナイスズメ、シメ、ツグミ、モズ…

カワセミ、オオバン、トモエガモ…

様々な野鳥の発見を楽しみます。

 

 

散策路を進んでいた時でした。

不意に、目の前を小さな影が横切ります。

低空飛行なので、ウグイスかと思いました。

暫し待つと、葉陰から姿を出してくれます。

目的の鳥、ニシオジロビタキでした。

 

 

 

ニシオジロビタキは稀な旅鳥です。

越冬する個体もいるそうですが…

目撃情報が増えているため、身近になりました。

因みに、私は今回が初見&初撮りです。

 

 

尾羽を上げて佇む姿が特徴的です。

 

 

もっと、尾羽を上げてくれました。

バレリーナのポーズを観ているかのようです。

「すみません!視線をください!」

思わず、声をかけたくなります。

 

 

 

以前に観察したオジロビタキに似ます。

嘴が真っ黒なのが、オジロビタキ。

基部等に淡さがあるのが、ニシオジロビタキ。

私は、この点で識別している(つもり)です。

尾羽の色の濃淡も識別ポイントなのだとか。

 

 

 

短い時間の観察でした。

散策路なので、人通りがあります。

散歩者が近づいたので、飛び去りました。

残念ですが、仕方がありません。

 

 

画像の確認をしながら、待ってみました。

すれ違うCMさんから声をかけられます。

どうやら、ここが頻出する場所のようでした。

7人程で歓談しながら待機します。

 

「先日は群れで見たよ」

「オジロビタキだって聞いたよ」

様々なお話を伺いました。

情報には尾ヒレがつきものなので、自分の目で確かめるのが一番だと思っています。

 

通行の妨げにならないように注意しました。

散策路は広いため、問題はなさそうです。

 

 

20分程して、再び姿を見せてくれました。

しかし、通行人を避けて高枝へ移動します。

下から見上げる形となりました。

 

 

 

枝から枝へ飛び回ります。

なかなか降りて来てはくれません。

 

 

 

撮り易い位置を探しながら、待ちますが…

長居は無用です。

最初の数枚で満足したので、帰る事にしました。

ここでは毎年目撃情報があるそうです。

次回は♂に会えると嬉しいのですが…

 

 

📷  📸  📷  📸  📷

 

 

〜おまけ〜

 

 

以前に出逢ったオジロビタキ♂を振り返りました。

こちらは喉元が明瞭な橙色です。

胸に黄色が混じるのでキビタキも疑いますが…

警戒心が強く、このポーズのみの撮影でした。

今後も、良い出逢いを繰り返したいです。

 

 

2022年春に出会ったオジロビタキ♂(多分)