4月29日の事です。
いつもの自然公園に立ち寄りました。
この時期の公園は、野鳥達の喧騒で賑やかです。
藪の中で囀るウグイス。
芝生で餌を探すムクドリ。
若葉が茂る樹々を右往左往するカワラヒワ。
山の斜面で何かを掘り返すヤマガラ。
そんないつもの野鳥達を観察しました。
目に鮮やかな野鳥を撮影します。
綺麗な囀りを披露してくれるキビタキ♂。
明るい場所に出て来てくれました。
ヒタキ類の♀にも会いました。
オオルリ♀かキビタキ♀かは…
御覧になった皆さんにお任せします^^;
水辺の傍で、オオルリ♂も見かけました。
キビタキやオオルリとの出会えました。
しかし、初めて見る小鳥がいます。
林の中で休んでいると、視界に動く物を捉えます。
双眼鏡で確認し、慌ててカメラに持ち替えました。
急いで撮った、最初の1枚です。
肉眼だと、一瞬キビタキ♂かと思いました。
しかし、特徴が異なります。
20秒程、目の前の枝に留まってくれました。
様々なポーズをとってくれると嬉しいのですが…
姿だけ見せて、すぐに逃げ去ってしまいます。
同じ場所で待ち続けましたが、この1回きりの出会いでした。
現場では、オジロビタキ♂かもしれないと思いました。
オジロビタキは稀な冬鳥です。
渡りの時期には観察のチャンスがあるそうな。。。
因みに、私は未だ出会ったことがありません。
尾羽をピョンと上げる写真をよく目にします。
ですが、この小鳥は尾羽は下げたままでした。
帰宅後に改めて見返してみます。
キビタキ♂の若鳥(第1回夏羽)かもしれません。
少しだけ胸に黄色が滲み出ている様に見えました。
成鳥に換羽の最中なのかもしれません。
他のブログで、同じ県内の5月に、もう少し黄色や黒味を帯びたキビタキ若鳥が紹介されていました。
「ジョウビタキ・ルリビタキ・オジロビタキ」の書籍を読んだばかりでした。
オジロビタキだと嬉しいのですが、もう少し観察情報が欲しいところです。
背中や側面を見せてくれたら…等と欲張りな気持ちを抱かずにはいられません。
再会を願い、その後も散策を続けていますが。。。
見つけられず終いでした。
既に通り抜けてしまったのでしょう。
それでも、一時の出会いに感謝しています。