強風を避けて(ウミネコ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

11月19日の事です。

海岸に探鳥に向かいました。

車から出ると、想像以上に強い風です。

舞い上がった砂が、顔に当たって痛い程でした。

浜辺を歩くのは諦めるしかありません。

帰宅途中、漁港にウミネコ達が群れていました。



皆、強風を避けて佇んでいます。

傍には数人の釣り人がいました。

おこぼれを期待しているのかもしれません。 

 



第1回冬羽のウミネコです。

全体的にチョコレート色で、足はピンク色です。

 


こちらは第2回冬羽でしょうか。

雨覆に、淡色の羽縁がある羽が残ります。

 

 

こちらは成鳥冬羽でしょう。

先の2羽に比べて、翼が一様に濃い灰色です。



群れで過ごしているため、様々な個体がいました。

「日本のカモメ識別図鑑」を参考にしています。



ウミネコは地元ではよく見かけるカモメ類です。

ただ、日本やその近海にしか生息していません。

世界的には分布が限られた種なのだそうです。

新潟県では県北の海岸部に繁殖地があるのだとか。

いつか、訪れてみようと思います。