鋼鉄の鳥たち②(岐阜基地航空祭) | その日ばかりの野鳥観察

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山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

今回も野鳥の話題ではありません。

写真も文章も、普段より多めです。

 

 

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11月14日の事です。

岐阜基地航空祭に行ってきました(投稿2回目)。

 

 

機動飛行などの午前の部が終わります。

開放されていた格納庫で昼食を済ませました。

混雑を避け、事前にコンビニで購入したものです。

露店もトイレも、凄い混み具合でした。

後に知りますが、来場者数は約14万人だとか。

今年は入場制限がなく、大人気だったようです。

 

 

私達が休憩中も、様々な催しが続きました。

ウイスキーパパによる競技曲技飛行。

第1輸送航空隊の披露。

航空救難団による模擬救助。

全部を観覧していたら、休む暇がありません。

 

 

そして、岐阜基地航空祭の名物が始まりました。

様々な航空機で行われる、異機種編隊飛行です。

C-2輸送機を中心にT-4やF-2やF-15が並びます。

北会場から少し移動した場所で観覧しました。

 

 

望遠レンズでの撮影だとフレームに納まりません。

隣のCMさんは早業でレンズ交換をしていました。

航空祭の撮影に慣れている方とお見受けします。

 

 

辛うじて、横に並んだ後ろ姿を撮りました。

左からF-2が2機(色違い)とF-15が2機です。

やはり、どうしても戦闘機に目を向けてしまいます。

 

 

 

そんな中、C-2輸送機が魅せてくれました。

「いつもとは違う、本気を出した速度性能です」

面白いアナウンスと共に、機敏に飛行します。

大きな輸送機が、戦闘機ばりの旋回を披露しました。

 

後ろに居た男性が思わず呟きます。

「あれで輸送機かよ」

鈍重なイメージのC-2輸送機の本気を見ました。

 

 

 

最後に、ブルーインパルスの登場です。

以前から、名前だけは聞いた事がありました。

T-4という純国産航空機の曲技飛行隊です。

因みに、T-4は武装のない練習機なのだとか。

 

 

午前から、機体が展示されていました。

基本的な編隊飛行は6機で行ないます。

展示ブースには7機が鎮座していました。

1機だけ、ナンバーの無い予備機なのだとか。

…後ろの方が、大きな声で解説してくれました。

 

 

 

ブルーインパルスの曲技飛行の開始です。

離陸時からスモークを使用していました。

背景が曇り空だったのが残念です。

 

 

 

次々に離陸し、大空に6機が揃いました。

様々な編隊飛行を披露してくれます。

北会場を正面に据えての演目でした。

私達は南会場からの観覧です。

順光での撮影と帰宅時間を考えての事でしたが…

少し惜しい事をしました。

 

 

 

それでも、機体下部が青く、曇り空に映えます。

その鮮やかな青色に心を打たれました。

名前の通り、ブルーインパルス(青い衝撃)です。

野鳥風に表現するならば、瑠璃色でしょうか。

 

 

 

着陸灯を点けながら、ゆっくりと飛行します。

12月に向けて、クリスマスツリー隊形でした。

正面からはツリーの様に見えるはずです。

 

 

 

とても楽しい時間でした。

初めての航空機撮影なので、学びも多くて…

事前に練習をしておけば良かったです。


普段は野の鳥ですが、鉄の鳥も良いですね。

私の妻の希望で参加した航空祭でしたが…

思っていた以上に撮影に熱中してしまいました。

再び航空祭があれば、撮りたいと思います。

 

 

 

演目終盤頃から、帰り支度を始めました。

帰り道が混み合う事は必至です。

早目の行動が幸いしました。

大きな渋滞を避けて帰路につきます。

来年も訪れたくなりますが…

他の基地の航空祭に興味が湧きました。

小松基地や松島基地が最寄りかもしれません。



※注

航空機などの詳細については、Wikipedia等を参考にしています。私個人が詳しいわけではないため、誤り等がありましたら御指摘頂けると幸いです。