実に美味しそうな実(イカル) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月15日の事です。

長野県への遠征を考えていました。

天候予報では雨模様のため、断念します。

地元は曇り空だったので、地元を散策しました。

 

 

いつもの公園でムシクイを見つけました。

秋は鳴かないため、区別が難しいです。

 

 

 

頭央線がありません。

センダイムシクイを除外しました。

不明瞭な翼帯が2本あるような気がします。

一応、エゾムシクイと判断しました。

 

 

 

私はメボソムシクイとの判別ができません。

この1週間後、長野県に野鳥散策に行きました。

1羽のムシクイを多くのCMで観察します。

メボソムシクイだと断言する方がいました。

「目が細いんだから、見りゃ判る」と仰せです。

経験不足の私には、全く分かりませんでした。

どのムシクイの目も、同じに見えます。

眉斑が細長い事を指していたのかもしれません。

どちらにしても、難易度が高いですが…^^;

 

 

判別が容易な野鳥を見つけました。

イカルです。

20羽以上が、長く滞在していました。

 

 

 

青いモミジの樹に何羽もやって来ます。

この日は、警戒心が薄いようでした。

私の頭上でも、パチパチと実を啄みます。

 

 

 

時折、隣のイチョウに飛び移りました。

こちらの方が秋らしい光景です。

背景が青空ならば、絵になっていた気がします。

 

 

 

しばらくすると戻って来て、またパチパチと…

実に美味しそうに実を食べます。

まだ乾燥していない実は柔らかいのでしょう。

食べるスピードも速いです。

 

 

 

この日、予定していた遠征は出来ませんでした。

しかし、その次の週末に無事目的を達成します。

今年の戸隠はムギマキ祭りでした。