10月上旬、雨上がりの市内を散策しました。
深まりつつある秋の気配を感じます。
自然公園の所々に、キノコが生えていました。
名前も不明ですが、立派な白い茸も見つけます。
手の平よりも大きいサイズでした。
イチョウの樹には、銀杏が生っています。
落ちた実が、強烈な臭いを放っていました。
イチョウの実を食べる鳥はいないようです。
散策中、モミジの樹から音がしました。
「パチ、パチ、パチ…」
息を潜めて覗いてみると…
イカルの姿を見つけました。
モミジの中で、10羽程が群れています。
小さくて硬い実を、大きな嘴で砕いていました。
パチパチと鳴るのは、その音です。
砕かれた残骸が、次々と下に落ちます。
何処に潜んでいるのかが、すぐに分かりました。
大きな嘴が、凶悪な武器に見えます。
紅葉にはまだ早い時期です。
一足先にイカルがモミジを楽しんでいました。
文字通り、『紅葉狩り』です。