紅葉狩り(イカル) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月上旬、雨上がりの市内を散策しました。

深まりつつある秋の気配を感じます。 

 

 

自然公園の所々に、キノコが生えていました。

名前も不明ですが、立派な白い茸も見つけます。

手の平よりも大きいサイズでした。

 

 

 

イチョウの樹には、銀杏が生っています。

落ちた実が、強烈な臭いを放っていました。

イチョウの実を食べる鳥はいないようです。

 

 

 

散策中、モミジの樹から音がしました。

「パチ、パチ、パチ…」

息を潜めて覗いてみると…

イカルの姿を見つけました。

 

 

 

モミジの中で、10羽程が群れています。

小さくて硬い実を、大きな嘴で砕いていました。

パチパチと鳴るのは、その音です。

 

 

 

砕かれた残骸が、次々と下に落ちます。

何処に潜んでいるのかが、すぐに分かりました。

大きな嘴が、凶悪な武器に見えます。

 

 

 

紅葉にはまだ早い時期です。

一足先にイカルがモミジを楽しんでいました。

文字通り、『紅葉狩り』です。