懐かしい鳴き声(マガン) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

10月8日の事です。

上越市で野鳥散策をしました。

残念ながら、曇り空での鳥見です。

 

自然公園で、カラ類やアカゲラを見つけます。

しかし、なかなか良い条件で撮影できません。

諦めて、他所へ移動しようとした時の事です。

上空からトビの鳴き声が聴こえました。

3羽のトビが舞っています。

その他に、一回り小さな鳥を見つけました。

 

 

 

空抜けになり、ハッキリと確認出来ません。

帰宅後に、明るさを調整して見直しました。

翼指が6本で、胸に縦斑があります。

全体的にスリムな体形でした。

翼指の数から推測します。

オオタカ・ハイタカ・ハチクマの何れかでしょう。

顎線がないため、ハチクマではなさそうです。

胸に縦斑があるので、幼鳥だと考えました。



3羽のトビから追い回されています。

頻回に旋回していました。

数に加えて体格差もあるため、気の毒です。

影なのかもしれませんが、胸部が暗色でした。


 

 

大きさから、オオタカ幼鳥を疑いました。

もっと鮮明な画像なら良かったのですが…

接近を待ちますが、無情にも飛び去ります。

結局、私としては推測の域を出ませんでした。


 

撮った画像を確認していた時の事です。

再び上空から鳴き声が聴こえました。

冬場によく聴く、懐かしい鳴き声です。

水鳥の大きな群れがやって来ました。

マガンです。

 

 

 

100mは離れた場所に着水しました。

既に、他の水鳥たちも飛来していたようです。

ホシハジロの姿も確認できました。

 

 

 

撮影しやすい場所を移動します。

小さな群れが、離着水を繰り返していました。

時折、私の傍を飛翔してくれます。

 

 

 

白い鳥も見つけました。

コハクチョウです。

この日は4羽を確認しました。

もしかすると残留組かもしれませんが。。。

他に、オオヒシクイも見つけました。

 

 

 

帰宅後、新潟県福島潟の公式HPを確認します。

福島潟では、マガンは10月3日が初認です。

コハクチョウは10月7日初認だとか。

 

 

いよいよ、冬の水鳥たちの到来です。