鳴かずば分かるまい(センダイムシクイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月23日の朝、市内の公園に行きました。

まだ暑さが続くため、少し歩くだけで汗が出ます。

浜辺に比べて、日陰があるので助かりました。

 

 

まずは定番のヒヨドリが出て来てくれます。

なかには幼鳥の姿もありました。

葉の陰に隠れるため、なかなかチャンスが無くて…

暗がりの中、ようやく姿が撮れました。

 

 

 

シジュウカラの幼鳥も見つけます。

傍にはヤマガラやメジロもいました。

小さな虫を獲っているようです。

 

 

 

そんな小鳥の群れの中に違和感を抱きます。

動きの異なる鳥が、1羽だけ交じっていました。

なかなか木陰から出て来てくれませんが…

しばらく待っていると、ようやく姿を現します。

ムシクイのようでした。

 

 

 

ウグイスに似ますが、尾羽が短いのが特徴です。

数種いますが、姿はとても似ています。

鳴き声で判別できますが、鳴かないと難しくて…

 

 

咄嗟に、頭を言葉がよぎります。

「ムシクイも鳴かずば分かるまい」



「キジも鳴かずば撃たれまい」を言い換えました。

そのまんまで、意味のない言葉です。。。

 

 

独断でセンダイムシクイと決めつけました。

私にとって、一番観察頻度の高いムシクイです。

頭央線を確認できると確実ですが…、残念でした。

 

 

 

帰り際、樹液ポイントに立ち寄りました。

まだ、カブトムシ♀が残っています。

後ろにいるのは、コクワガタ♀でしょうか。

カブクワを見たのは、この日が最後になりました。

 

 

 

8月24日で小中学校の夏休みが終わります。

私が子供の頃よりも、夏休みが短い気がします。

最も当時は毎週土曜日午前中は学校がありました。

学び方や働き方が時代とともに変化します。

夏休み最終日に、宿題に追われる子供に変わりはなさそうですが。。。