雅なシギ(キョウジョシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月12日の事です。

夕方の海岸を散策しました。

 

 

この日は、久し振りの出逢いがありました。

浜辺に出来た水溜まりに、キョウジョシギを見つけます。

全部で2羽でした。

羽の色が淡い個体と、濃い個体がいます。

赤褐色が濃い個体は、♂夏羽のようです。

 

 

 

漂着物を嘴でひっくり返していました。

キョウジョシギの採餌方法です。

 

 

 

時折、水溜まりで水浴びをします。

浅くて波もないため、丁度良いようでした。

 

 

 

入浴後、近付いてくれます。

羽の模様が『雅(みやび)』でした。

京女鷸(きょうじょしぎ)の名前に頷けます。

 

 

 

夕涼みの人々を避けて過ごしていました。

 

 

 

他の野鳥も見かけます。

トウネン、メダイチドリ、ソリハシシギ…

種類が増えてきて、嬉しい限りです。

 

 

この日から数日間留まってくれました。

十分に休んだ後、南へと旅立ったのでしょう。

他の種類にも期待したいです。