夏の藤前干潟にて①(ケリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月上旬の朝、藤前干潟に立ち寄りました。

少数ですが、シギチの秋の渡りが始まっています。

ただし、この日の朝は満潮でした。

タイミングは悪いのですが…

散策時間が限られていたため、仕方ありません。



最寄りの公園駐車場は、とても混んでいました。

サッカー大会が開催されていた影響のようです。

運良く、1台分のスペースを見つけました。

準備を整えて、散策を開始します。



やはり、干潟はまだ現れていませんでした。

遠くの防波堤にカワウやウミネコを見つけます。

近場ではコチドリを見つけました。

 

 


野鳥を探して、堤防をひたすら歩きます。

9時を過ぎ、早くも陽炎がたち始めました。

遠くの被写体の撮影には不向きな条件に…



鬱蒼と繁る葦原の中に、ケリを見つけます。

まだ距離はありましたが、飛び去ってしまいました。

死角になる場所に、数羽が潜んでいたようです。


 

 

全部で10羽くらいの群れでした。

よく見ると、コチドリも交じっています。


 

 

その後も、暫く周辺を散策していました。

程なく、先程のケリ達が戻って来ます。

僅かに現れた干潟で、休憩していました。

 

 

 

その足元で動くものがいます。

拡大して確認すると、イソシギでした。

ケリもイソシギもコチドリも留鳥です。

旅鳥が目当てでしたが、なかなか出会えません。

 

 


時間経過とともに、徐々に干潟が現れます。

ようやく、キアシシギを見つけました。

寂しそうに、1羽だけで佇んでいます。

 

 

 

満潮の時間のためか、野鳥は少ないようでした。

カメラマンは私以外に2人しかおらず…

その方々も早々に帰ってしまいました。

 

 

陽射しもきつく、気温も高い日です。

水筒と塩分も持参して、散策しました。

日陰で休憩しながら、2時間以上滞在します。



その成果は・・・、次回に続きます。