夏の瓢湖にて④(ヨシガモ) | その日ばかりの野鳥観察

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山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

7月下旬、瓢湖での探鳥記録の続きです。

 

 

無事、ヨシゴイを観察できました。

実はヨシゴイの前に、ヨシ◯◯を見つけます。

まさかの出会いでした。

 

 

瓢湖には、夏でも様々なカモ類が残っています。

カルガモ、マガモ、ホシハジロ、オナガガモ…

夏、そうしたカモ類を探すのも楽しみの1つです。

湖の小島に、いつもとは異なる種を見つけました。

黒い頭、白っぽい体、黒い首輪状の斑…

ヨシガモでした。

 

 

 

ヨシガモは冬鳥です。

瓢湖でも、冬に見かける事はありました。

夏に見るのは初めてです。

最初は、見間違いかと思いました。

ナポレオンハットではないですが、頭部の光沢も確認出来ます。

 

 

 

傍にいたカメラマンにも確認してもらいます。

常連の方々も、初めてなのだとか。

「こんな時期に居るなんて…」

「カモは1つ1つ確認しないからねー」

私は訪問頻度が少ないので、かえって気付く事が出来たのかもしれません。

 

 

湖では、ヒシが大繁殖しています。

そのため、管理人が除去作業をしていました。

ボートで、水面に張ったヒシを集めています。

岸まで運び、ショベルカーで掬い上げていました。

暑い中、お疲れ様です。

 

 

ボートのエンジン音に驚いた水鳥達がいました。

湖の小島から、ヨシガモが飛び立ちます。

カルガモの後を追いかけていました。

 

 

 

スズメ達もエンジン音に驚いたみたいです。

傍の葦原から、たくさん出てきました。

画像に移っているのは3分の1程です。

そんなに隠れているとは思いませんでした。

 

 

 

先程のヨシガモを探しました。

飛んで行った先を、双眼鏡で見渡します。

オニバスの傍を泳いでいました。

 

 

 

冬鳥であるヨシガモと蓮の花。。。

不思議な風景を見ています。

 

 

 

奥には、咲き始めたオニバスも見えます。

 

 

 

怪我をしている様子はありません。

夏に残っている理由は分かりませんが…

冬に訪れる仲間達との再会を祈っています。