蝉追う鳥(ヒヨドリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

7月下旬になった頃です。

いつもの市内散策に行きました。

 

 

散策路の前方にハクセキレイ幼鳥を見つけます。

まるで道案内をするかのような動きでした。

脇から親鳥が現れ、連れ立って飛び去ります。

 

 

 

「ジュリ、ジュリ、ジュリ」

鳴き声と共に、林の中が騒がしくなります。

エナガの群れでした。

枝々の合間に、何とか姿を見つけます。

芋虫を捕らえたようでした。

食事中だけ、暫く留まってくれます。

 

 

 

キビタキ♂も見つけました。

こちらは、フライングキャッチをします。

そのまま、林の中へ飛び去ってしまいました。

まだ雛鳥に餌を与えているのでしょう。

 

 

 

メジロを目にする機会も増えました。

既に育雛を終えていたのでしょう。

もしかすると、家族で移動しているのかも。

そういえばメジロの幼鳥を見た事がありません。

いつか、そんな機会に恵まれたいです。

 

 

 

ヒヨドリの鳴き声を、よく耳にします。

普段は、木々の中に隠れていますが…

この日は開けた場所に留まっていました。

 

 

 

飛んだと思ったら、何かを追いかけ始めます。

相手はセミのようでした。

直ぐに捕まえ、近くの枝に戻ってきます。

捕らえた獲物を、激しく振り回していました。

1度落としましたが、直ぐに拾います。

翅を毟った後、どこかへ飛んでいきました。

 

 

 

セミの鳴き声が増えました。

同時に、セミを追う野鳥もよく見かけます。

自然公園を散策する事が多いためでしょうか。

カラス等よりも、圧倒的にヒヨドリが多いです。

 

 

道路に落ちた昆虫の死骸もよく見つけました。

死因は野鳥だけではないと思いますが…

色々と想像をしながら、散策をしています。