赤くない野鳥(サンショウクイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

7月1日、雨上がりの午後の事です。

市内の自然公園を散策しました。

カモの若鳥達やハクセキレイを見つけます。

時間があったので、別の場所も回ってみました。

 

 

ヒヨドリやメジロが群がる場所がありました。

黒く熟した実が目当てのようです。

調べてみると、ヤマウコギの実でした。

 

 

 

初めて見る植物です。

面白い実の付き方をしていました。

まだまだ知らない事が多く、学ぶ事ばかりです。

 

 

園内を散策中、目の前を赤い鳥が横切りました。

大きさはヒヨドリくらいです。

突然の出来事に驚きつつ、姿を探します。

赤褐色の体、オレンジ色の嘴…

初めて見る鳥、アカショウビンでした。

 

 

カメラを構えますが、飛び去ってしまいました。

しばらくの間、諦めきれずに周辺を探します。

 

「キョロロロ~」

 

という鳴き声と共に、プラタナスの樹に来ました。

しかし、大きな葉が邪魔で姿が見えません。

折角のチャンスを活かせないのが、悔しいです。

 

 

ようやく、葉っぱの中に動く物を見つけました。

カメラで確認すると、サンショウクイです。

 

 

 

普段であれば、嬉しい出会いなのです。

ですが、アカショウビンと比べてしまうと…

結局、アカショウビンは再び去ったようです。

サンショウクイの撮影会に移行しました。

 

 

数羽が群れているようです。

幼鳥も混じっていたようでした。

赤い野鳥も混じってないか、探してしまいます。

赤くない、サンショウクイばかりでした。

 

 

 

市内でアカショウビンを見る事はありません。

おそらくは、南へ移動中の個体なのでしょう。

初めての撮影チャンスでしたが、残念でした。

ひと目だけでも見れて良かったですが…

 

 

翌日は日曜日です。

市外にプチ遠征する事にしました。

アカショウビンとの出会いを期待して…