食べる物(タイワンリス) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月25日、神奈川県の公園を散策しました。

ガビチョウが頻出しますが、もう1種います。

野鳥ではなく、野生動物でした。

タイワンリス(正式名称:クリハラリス)です。 

こちらもガビチョウと同じ外来種です。

 

 

 

大きなリスでした。

ニホンリスに似ますが、ひと回り大きいです。

意外にも俊敏に、樹の上を動いていました。

 

 

 

園内の至る所に出没します。

かなりの数が生息しているようでした。

以前、岐阜県の金華山リス村で見た事があります。

同地でも、逃げ出した個体がいたようですが…

こちらは、野生下で繁殖しているようです。

 

 

頭上でガサガサとされるので、驚きます。

コブシの実を採っているようでした。

 

 

 

足で器用に枝に掴まり、両手で実を抱えます。

逆さまになり、こちらにサービスしてくれました。

 

 

 

まだ青々とした実です。

かじる姿は愛らしく思えました。

 

 

 

堅い実を食べるのが、私のリスへの印象です。

実際には、様々な物を食べるようです。

 

 

 

主に木の実やセミ等の昆虫を食べます。

が、時には野鳥の卵まで食べてしまうそうです。

可愛いけれど、野鳥にとっては厄介な存在でした。

タイワンリスが増えると、野鳥が減るのかも。

そういえば、野鳥の種類が少なく感じました。

鳥枯れの時期だからなのかもしれませんが…

もしかしたら、関係があるのかもしれません。

 

 

タイワンリスは駆除害獣と認定されています。

もともと鑑賞用に持ち込まれた動物でした。

彼らに罪はないのですが…

リス村で慣れ親しんだ身としては複雑です。