6月中旬の事です。
夕方、市内の海岸を散策しました。
浜辺には様々なモノが漂着します。
流木や貝などの自然物…、
漁具やペットボトルなどの人工物…、
過去には動物の死骸や土左衛門を発見した事も…。
この日は、多種の海藻が打ち上がっていました。
丸い浮袋(気胞)が特徴的なマメタワラ。
緑色で美味しそうなウスバアオノリ。
歪な脳ミソのようなフクロノリ。
天然のスポンジ、海綿。
夕陽を眺めに来たのか、数人が浜辺にいました。
野鳥の姿はほとんど見かけません。
唯一、目の前に来てくれたのはウミネコでした。
夕陽に照らされながら、空を舞います。
頭部が白く、すっかり夏羽モードでした。
ウミネコは何度か近くを飛んでくれました。
しかし、それ以上の事も無く、飛び去ります。
マッタリとした夕凪の時間が流れていました。
あと1ヶ月もすると海水浴シーズンです。
四季折々、日内変動もある海辺は面白いです。