雨上がりの霧ヶ峰にて(ノビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月中旬の週末の事です。

長野県にある霧ヶ峰高原に行きました。

丁度、レンゲツツジが見頃のようです。 

野鳥と花とを撮りに行きました。

 

 

午前中は雨が続きます。

午後の散策を予定し、現地に向かいました。

到着時、少しだけ晴れ間が覗く曇り空です。

先程まで雨のため、観光客は疎らでした。

 

 

遠くから、カッコウやキジの声がします。

高原内の散策路を単独で歩きました。

すれ違う人もいません。

 

 

時折、ノビタキの姿を見かけます。

レンゲツツジと絡める場所を探しました。

暫く進むと、見晴らしの良い場所に出ます。

所々、ツツジの花も咲いていました。

 

 

ノビタキ♂が近くに来てくれます。

背景に少しだけツツジが入りました。

 

 

 

もっと花の近くで撮りたくなります。

餌をキャッチした♂を見つけました。

しかし、まだ遠いです。

 

 

 

結局、花の近くに来てくれたのは♀でした。

お花見女子といった感じでしょうか。

まだ蕾のままの枝が、とまりやすいようです。

 

 

 

7月、高原にはニッコウキスゲが咲きます。

ただ、シカによる食害が絶えないそうです。

対策として、電気柵が設けられていました。

 

 

そんな電気柵にノビタキ♂がとまります。

この状態ならば、電気は流れないのでしょう。

この日、一番近くで観察できましたが…

背景が曇り空で真っ白になってしまいました。

 

 

 

ノビタキ♀も、草原を背景に…

地元では、よく見る光景です。

 

 

 

しかし、ここは霧ヶ峰高原です。

何度もレンゲツツジと撮影できました。

背景が変わると、印象も変わります。

 

 

 

ただ、♂だけがツツジの花々と撮れません。

偶然なのか、理由があるのか…

考えてもわかりませんでした。

 

 

同地での記録は、後2回続きます。