去り行く背中に、哀愁を(ジョウビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月下旬、市内の公園を散策しました。

 

 

松の木が多い場所に、カラ類が群れていました。

動きが素早くて、なかなか撮れません。

広場に居たムクドリが被写体になってくれました。

 

 

 

芝生の間から、小さな芋虫を撮み出します。

コガネムシの幼虫でしょうか。

ムクドリやヒバリ、チドリ類がよく食べています。

 

 

 

林の辺縁を歩いていると、聞き慣れた囀りが…

ジョウビタキ♂でした。

鉄製の柵にとまって、こちらを見ています。

 

 

 

地元では、久し振りの出会いでした。

いつも、初冬と初春に見かける鳥さんです。

かなり近くまで来てくれました。

 

 

 

観察していると、もう1羽がやって来ました。

「カッ、カッ、カッ!」

警戒の鳴き声とともに追い回します。

 

 

 

北に向かう途中に立ち寄ったのだと思います。

それでも、縄張りがあるのでしょうね。

去り行くもう1羽の背中に、哀愁を感じます。

 

 

 

ここは広い公園です。

離れた場所で、過ごしてくれるでしょう。