先週の事です。
長野県の自然公園にて野鳥散策をしました。
目的はレンジャク類です。
捨てられたリンゴに群がっているのを見つけました。
殆どがヒレンジャクでした。
この公園の職員らしき人から教えてもらいます。
群れの中にキレンジャクもいるとの事でした。
根気よく探すと、右側に黄色い尾羽を見つけます。
キレンジャクです。
ヒレンジャクに交じり、果実を啄んでいました。
新鮮なリンゴよりも、傷んだ物を好んでいます。
傷んでいる方が、柔らかくて食べやすいのかも。
両者を比べてみました。
尾羽の色の違いが一番の特徴です。
また、黒い過眼線が冠羽に至るのがヒレンジャク。
過眼線が冠羽に至らないのがキレンジャクです。
そして、キレンジャクの初列雨覆先端と次列風切先端は白く、初列風切先端に黄色斑があります。
この群れにおける数も比べてみました。
緋:黄=20:1といった感じです。
たまにヒヨドリやツグミも交っていました。
レンジャク達との距離は20mくらいです。
行ったり来たりを繰り返していました。
時に、ツグミやヒヨドリに追い立てられます。
神経質な個体も、大胆な個体もいるようでした。
いつまででも見ていられそうです。
結局、1時間程を過ごしました。
レンジャク達に満足して、帰ろうとした時です。
再び公園の職員さんが声をかけてくれました。
「今なら多分、あっちにミヤマホオジロがいるよ」
有り難く、野鳥散策を続ける事にしました。