足環がハッキリ(コウノトリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

2月下旬の事です。

ハクガンを見つけた後の事でした。

鵜ノ池にも立ち寄ってみます。

そこで大きな白い鳥も見つけました。

コウノトリです。 

 

 

 

池の畔を、ゆっくりと歩いていました。

赤くて長い足、黒くて長い嘴が目立ちます。

そばにいたコハクチョウと並びました。

遠近もありますが、やはり大きいです。

 

 

 

空が賑やかになります。

マガンやカモ等が群れ飛びます。

近くにはオオヒシクイが来ました。

 

 

 

空を眺めていたら、コウノトリの姿がありません。

いつの間にか、飛び去ってしまったようです。

 

 

しばらく、周辺を散策していると…

再びコウノトリを見つけます。

車道の脇にある用水路でした。

 

 

駐車できる所があり、ゆっくりと近付きました。

コウノトリの方も、ゆっくりと近付いてきます。

近距離なため、画像からはみ出してしまいました。

 

 

しばらく待つと、離れてくれました。

足環がハッキリと確認できます。

赤、黃、緑の3色の足環でした。

 

 

この個体は『J0239』という♂です。

昨年11月から新潟県で過ごしていたようでした。

コウノトリ市民科学で足跡をたどれます。

 

 

正面を向いた時に、1枚撮ります。

自信満々な表情に見えました。

まるで、『ジョジョ立ち』です。

 

 

 

先月も渡良瀬遊水地で出逢いました。

徐々に数を増やしているのでしょう。

 

 

新潟県もトキの繁殖に力を入れています。

放鳥は佐渡島が中心でした。

最近は他の場所も検討中だとか。

 

しかし、農家の方々からは反対の声も…

農作物への影響が懸念されるからです。

難しい問題ですね。