樹の皮を捲って(シジュウカラ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

2月下旬、市内の公園を散策しました。

遠くから、「ォー、ォー」と声がします。

アオバトが居るのかも、と期待しました。

 

 

松の木で餌を探すシジュウカラを見つけます。

3羽ほどの小さな群れでした。

 

 

 

バリバリ…、バリバリ…。

樹皮を剝がさんばかりの勢いです。

全身を使ってぶら下がる事もありました。

 

 

 

動きが素早く、なかなか撮らせてくれません。

一箇所に固執するシジュウカラがいました。

 

 

 

執拗に樹の皮を剥がしにかかります。

 

 

 

画像を確認して気付きました。

樹皮に隠れて、小さな虫がいたようです。

捲った樹皮の隙間から、虫の脚が出ていました。

この虫を捕るために頑張っていたようです。

 

 

 

園内を散策していると、上空から声がしました。

「コォー、コォー」

北に向かう、白鳥の群れでした。

 

 

 

最初に聴いた声は、別の群れだったのでしょう。

よく見ると、1羽だけマガンが混じっていました。

腹部の横斑が見えないので、若鳥でしょうか。

 

 

白鳥の群れには、時々面白い鳥が混ざります。

北帰行が始まる頃なので、空も注目しています。