不忍池にて(カワセミ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

2月中旬、上野公園での記録の続きです。

不忍池でユリカモメを撮っていました。

 

 

園内には、私以外にも複数のカメラマンがいます。

コンデジの方も沢山いました。

 

 

彼らのレンズの先には、カワセミがいます。

かなり近付く事が出来るようでした。

しばらく後方から見ていましたが、飛び去ります。

スマホで撮影しようとした女性がいましたが…

さすがに、無理だったようです。

 

 

別の場所でカモ類を観察していると…

「ピィーッ!」

鋭いと鳴き声とともに、近くに来てくれました。

 

 

 

下嘴が黒いので、カワセミ♂です。

傍にある枝の影が被りますが、色鮮やかでした。

 

 

距離は10mないくらいです。

樹の幹に隠れながら、撮影しました。

背景にビル群が写るのも、都会っぽいです。

 

 

 

背景が緑色になるように、少し移動します。

よく見ると、上嘴の先端が欠けているようでした。

苦労して生き抜いてきたのかも…と、想像します。

 

 

 

カワセミの正面の枝に、別の鳥が来ました。

スズメです。

「何か文句ある?」とばかりに睨まれます。

 

 

 

カワセミ♂も、こちらを気にし始めました。

私も含めて、複数人がカメラを構えています。

撮影圧が強くなってしまったのかも…

 

 

 

喉元の白い部分が、口髭に見えて面白いです。

 

 

飛び込みを狙うつもりはありません。

別の鳥を探しに、移動しました。

 

 

コサギ、キンクロハジロ、カイツブリを撮ります。

池を一周回った後に、再び先程の場所に来ました。

同じ個体らしきカワセミを、別の枝で見つけます。

やはり、上嘴が少し欠けているようでした。

 

 

 

背部のコバルトブルーが綺麗です。

陽の当る部位が、輝いていました。

カワセミは正面でも後方でも見栄えが良いですね。