浮腫んだ鳥(ムクドリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

2月上旬の海岸散策の続きです。

よく見かける野鳥が次々と現れました。

決して珍しくはありません。

ただ、同じ場所に居るのは初めてでした。

大雪を避けて、地面が露出した所に集まるようです。

 

 

海沿いの壁にハシブトガラスが座していました。

風切り羽に褐色味があるため、若鳥だと思います。

カメラを向けても、逃げる様子はありません。

久し振りに間近で観察しました。

 

 

 

ヒドリガモがいた芝生では、ツグミも見つけました。

「だるまさんが転んだ」の如く、歩いています。

自然公園よりも、ハッキリと姿が確認できました。

 

 

 

雪の残る歩道には、ムクドリの姿もあります。

冬らしく、羽を膨らませて寒さを凌いでいました。

まるで、浮腫(ムク)んだ鳥(トリ)です。

正面から見ると、むくれた鳥にも見えました。

 

 

 

海辺ではイソヒヨドリを見かけました。

先日までは♂を見かけましたが、久し振りの♀です。

正面顔を撮りたかったのですが、すぐに去りました。

愛想の欠片もありません。

 

 

 

騒がしく鳴くヒヨドリも見つけます。

ムクドリと同様に膨らんでいました。

胸~腹部の白斑が、細やかに広がって綺麗です。

 

 

 

植え込みではキジバトも発見しました。

トベラの実を食べに来たのかもしれません。

餌の少ない時期は、人気のない実にも野鳥が来ます。

 

 

 

大雪のピークは過ぎたと思います。

来月後半には、春の渡り鳥も訪れる事でしょう。

野鳥は、それぞれが逞しく生きていました。